愛の架け橋プロジェクト 11年の歩み 〔2000年ー2011年〕
日本での活動
- 2000年5月~7月中国新聞、広島テレビでインドへの不用品の物資呼びかけ。
- 9月 善意で寄せられた210箱の衣類、おもちゃ、靴、文具等をコンテナでインドに輸送。
- 下中家族と数名のボランティアスタッフがボランティア活動のためにインド渡航。広島テレビ取材 班も現地へ同行。
(*インドでの活動は別項「インドでの活動」で詳しく説明しています)
- 2001年4月広島留学生会館にてインドボランティア報告会を開催。活動報告ならびにハンディクラフト製品を紹介しました。
- 4月「留学生の友の和」の会と協力して、広島市留学生とのお花見交流会。インドダンスを披露。
- 6月神戸のNGO「レインドロップ」と協力し、インドカルカッタのスラム街に住む子供たちでメンバー 構成した古典舞踊ダンサーを招き、国際交流とインドダンスの披露。
- 神戸の「日本救援衣料センター」を通してアフガニスタンへ衣類(段ボール箱70箱)寄贈。
- 8月市民ボランティア団体主催の平和美術展 「ピースアート」でボランティア支援。
- 8月「オリンピック夢基金」の助成事業として、6泊7日の英会話キャンプを開催。地元の高校生、大学生が多数参加。欧米文化、国際交流、ボランティア活動について学習。
- 9月青少年野外活動センターにて、1泊2日の親子キャンプ開催。
- 9月第2回インドボランティア旅行へ出発。
- 10月広島県の「草の根サミット」にてボランティア支援。
- 「アイセック」主催のビジネスセミナーとNPOセミナーで、通訳支援。
- 留学生会館での「国際交流フェスタ」参加。パネル展示とハンディクラフト製品展示即売実施。
- 「国際交流協力の日」のイベントに出席。国際会議場でパネル展示とハンディクラフト製品即売
- 国連NGO世界平和女性連合の「歳の瀬の会」にて、下中理事長が「奉仕の心」について講演。
- 12月「愛の架け橋プロジェクト」がNPO法人として認証される。
- 2003年4月国際交流のお花見。
- 「国連NGO世界平和女性連合」の総会(山口県宇部市)にて、下中事務局長が「ボランティアをする女性と家庭、地域との関係」をテーマに1時間半の講演。
- 福山市の親子塾の会合で、下中事務局長が「ボランティアをする女性と家庭、地域との関係」をテーマに2時間の講演。
- 7月3泊4日の国際交流サマーイングリッシュキャンプ(広島県青少年野外活動センター)。地元の高校生や大学生が多数参加。
- 8月1泊2日の親子キャンプを開催(広島県青少年野外活動センター)
- 10月広島市亀山南小学校低学年児童対象の総合学習で、インド文化についての学習を行いインドダンスを披露。
- 国際交流フェスティバル「ぺあせろべ」の、ダンス部門、展示部門、出店部門に参加。
- NTT主催のNPO奨励会に参加、奨励賞受賞。
- 広島在住インド人による「ディワリ祭」(旧正月)に参加。「愛の架け橋プロジェクト」活動報告とインドダンスを披露。
- 11月インドボランティアに参加した学生が、プリデンシャル生命保険の作文コンクールに入選。その表彰式に参加。
- 12月国際交流協力の日のイベントに参加。(広島市国際会議場で開催。展示とハンディクラフト製品の展示即売。)
- 留学生会館にて国際交流クリスマスパーティー開催。
- 4月国際交流スプリングコンサート開催。一般の方々向けイベントで、東京からアメリカ人シンガーを招待し、NPOの活動報告ならびに意味ある音楽を通しての国際交流を実施。
- 「国連NGO世界平和女性連合」の招待により千葉県幕張メッセで行われた「家族のあり方」についてのセミナーに参加。
- 7月国際交流サマーイングリッシュキャンプ開催(2泊3日広島にて)
- 8月国際交流サマーイングリッシュキャンプ開催(2泊3日山口にて)
- 9月国際交流サマーイングリッシュキャンプ開催(4泊5日広島にて)
- 11月広島文化女子短大主催の「青少年国際ボランティアシンポジウム」にパネリストとして出演。
- 12月広島市主催「国際交流・協力の日」に「12人の我が子と共に国際交流」の発表をおこなう。
- 2005年4月3日 若者達とロックソーランコンテスト見学
- 4月12日 コーチズの方々とロックソーランの練習
- 4月16日 国際交流ポットラックパーティー参加
- 5月10日 コーチズの方々と2度目のロックソーランの練習
- 7月初旬 3日間に渡る国際交流ミュージックワークショップ開催
- 8月5日 市民との対話、平和への市長会議参加
- 8月上旬 広島県野外活動センターにて3日間に渡り、国際交流サマーイングリッシュキャンプ開催
- 8月中旬 広島県野外活動センターにて1泊2日の親子キャンプ開催
- 8月21日 亀山学区育成会の要請により、地域の子供達対象の「英語で遊ぼう」を日本の若者達と共に企画実行。
- 10月24日 神戸のNPO「レインドロップ」主催で、インドはカルカッタからスラムのダンサーを広島に呼び、古市公民館と安佐北区、亀山中学校でインド舞踊と先回のインドでの活動報告会が若者達により行わ
- 12月18日 愛の架け橋プロジェクト主催のクリスマスパーティー開催。
- 2006年 10月 広島市主催 国際交流活動「ぺあせろべ」 に参加
- 11月 広島市主催 「国際交流協力の日」に参加
- 12月 広島市本通のイベント会場にて「国際交流クリスマスパーティー」を開催
- 2007年 1月 ユネスコ活動奨励賞受賞
- 2008年 1月 NPO事務局を兵庫県に移転
インドでの活動
2000年9月第1回インドボランティア旅行
- 2000年10月インドNGO「あしたの会」と共に村の運動会に参加。 子供達に文具などを寄贈。
- 物資支援:インド、マハラシトラ州プネ市にて、スラム街に住む約300家族に衣類配給。
- 食糧支援:インド、マハラシトラ州プネ市にある「マザーテレサの家」で、100人の精神病患者のために昼食会開催。
- 下中夫妻の三男真澄〔16歳〕がポリオキャンプに参加。インドの貧しい家庭で生活するポリオ患者百数十名に対してボランティア医師達が無料で行なった手術の際のアシスタントを務める。また、手術後の痛みに苦しむ子供達を励ます仕事にも従事。
- 下中夫妻、SOS孤児院理事会に出席。インド、マハラシトラ州全域13のSOS孤児院から物資の援助の依頼を受け、その内の3ヵ所へは、施設訪問をして子供達と共に直接孤児たちに手渡す事に決定。この日、プナ市のSOS本部を含め他の10のSOS関連施設に物資を寄贈。
- サウスバーグSOS孤児院を訪問。衣類、靴を寄贈。施設の孤児達との文化交流。
- ロナブラSOS孤児院訪問に衣類、靴等を寄贈。
- SOSバラグラム孤児院訪問(プナ市から数百キロ離れたナンデッド地域)衣類、靴、文具を寄贈。 現地学校見学。
- プナ市、スラム街で衣類等を配布。子供達がインドの最下級層の人々の生活について学ぶ。
- 2月インド西部「グジャラート州」震災地での救援活動に参加(*2)。患者の移送、テント張り、医療キャンプの設置などのボランティアに従事。
- 3月インドNGOセミナーに参加。インドでのNGOの活動について学ぶ。
- 3月末帰国
2001年9月27日 第2回インドボランティア旅行
- 物資支援:(2002年1月から3月)インドマハラシトラ州、プネ市にて、貧しいスラム街に住むおよそ300家族に衣類を配給。日本からの若者達と現地の学生ボランティアが共に奉仕活動に従事することにより、国際交流を図る。
- 食糧支援:(2002年1月)インド、マハラシトラ州プネ市にある「マザーテレサの家」で、100人の精神病患者のための昼食会を催す。
- スラムの子供達との交流:(2001年10月から12月)身寄りのない子供達に少しでも愛と関心を示そうと、日本の若者達が色々なゲームやお話し、歌を使って交流を深めようと頑張りました。さらに、日本から持ち寄った衣類を寄贈しました。
- 日本からボランティアでやってきた広島市在住のめぐみさんはプネ市で行なわれたダンスコンテストに参加し、何と、優勝しました。彼女は、そのチームでの唯一の外国人であり、貴重な異文化交流の場となりました。
- ヒロシマ・ナガサキ原爆展示会:(2002年1月から3月)広島市平和資料館から展示用にと受け取った30枚の大きな写真や説明文、2本のビデオを使っての原爆展示会をプネ市の3つの大学で行ない、多くのインド人学生から感想文を受け取りました(ホームページに翻訳掲載予定)。また、現地の一般人を対象に、ホールを借りて1週間の展示会を開きました。
「その結果、インドに住む多くの人々がヒロシマ・ナガサキについての理解を深める助けとなり、さらには、現在混迷しているインド・パキスタン両国間の問題の中にて、現地の多くの人々、ことさら、平和な未来を求める若者達の間に真の世界恒久平和に対する強い願望を与えるきっかけとなったと信じます。展示会を通して出会った一人一人と心と心の通った交流が出来たと感じています。現地で友達になった学生達が、私達の原爆展示会をぜひ助けたいとボランティアを申し出てくれました。その中でも、聖ミラカレッジのムラナリ・ミニ【16歳】さんは、現地語であるヒンズー語・マラティ語で原爆について丁寧に説明するのを助けてくれました。プネ大学では、日本語を学びたいという学生が大勢いて、現在約1000人の学生達が日本語を学ぶために3年間の学習コースを通っています。その学生達の何人かは、私達のNPOのホームページの作成や、また、現地ボランティアの通訳などで助けてくれました。展示会に対する感想の中でも一つの顕著な例をあげますと、グジャラート州バローダで空軍将校の訓練にあたっているある友人の男性は、展示会に参加してドキュメンタリーを見た後、私達の家に訪問した際にこう言いました。「このビデオはもっと多くの人々が見るべきだ。とりわけ、私が訓練している空軍の兵士達の必須科目の中に加えたい。今時の兵士達の中には、浅はかな者が大勢いて、いとも簡単にパキスタンに原爆を一発落としてやれば良いなどと口走るので、将校トレーニングコースのカリキュラムに組み込み、平和の尊さ、原爆の恐ろしさを教えたいので、ぜひコピーを一本ほしい。」私達は、ビデオのコピーを彼にプレゼントしました。私達の10歳の娘は、現地でサダコについての物語を英語でスピーチしました。そして、広島についてのニュースが、インド全国で読まれている新聞に掲載されました。」
2002年10月 第3回インドボランティア旅行
- 日本の若者達7名と、インドの障害者施設、エイズの子供達の施設で、識字教育支援、リハビリテーションの支援。
- インドの子供の日に4施設200名の孤児達に、スポーツ、ゲーム、手品、昼食を提供。6ヶ所の学校でヒロシマ・ナガサキ原爆展示会を実施。
- 第1陣の帰国後、残ったチームはNIE(Newspaper in Education-教育に新聞を)の団体と協力して、プネ市内にある96の学校、600クラスから合計約1000人の学生達を招いて、ヒロシマ・ナガサキ原爆展示会とドキュメンタリー・ビデオ上映。その模様が現地新聞3紙に掲載。
- 現地女性の生活向上支援のため、ハンディクラフト製品購入。
2003年9月 第4回インドボランティア旅行
- 2003年9月1日~10月4日: 日本の若者達12名と共に、インド・ボランティア研修旅行実施。合計7ヶ所の学校で広島・ナガサキ原爆展示会を行い、ナガワラスクール校庭での阿波踊り、グジャラート州のスティックダンスの交流会を含め、4ヶ所での文化交流、スラムの学校、ロジャーズスクールにて日本からの古着の配布、文化交流。
- 孤児院での識字教育支援、障害者施設でのリハビリテーション支援。
- 現地の警察署、ロータリークラブの要請で交通整理の補助を行い、その模様が地元新聞2紙に掲載される。
- 11月10日~2004年2月5日: 日本の若者達7名が、様々な支援活動実施。
- インドの子供の日のイベント。インド在住ファミリーケアー財団(アメリカ)と協力して、孤児院4院200人の孤児達対象に、スポーツ、ゲーム、マジックショー、ランチサービス実施。
- プネ市内の麻薬更生施設への慰問とカウンセリング補助。
- スラムの学校の教室の壁のペンキ塗り。とても貧しくコンクリートむき出しの壁で、教室内がかなり薄暗かった為、ファミリーケアー財団の若者達を含む15名が、計10日以上に渡って、壁のペンキ塗りに赴く。
- 聖アンソニースクール(孤児院)にてクリスマス会とランチサービス実施。
- 近所のスラムの人たちを招いて、クリスマス会開催。
- 5つ星ホテルでのクリスマスショーに出演。
- ワゴリースクール(スラムの学校)でのスポーツ大会に参加。
- 11月12人の若者が1ヶ月のインドボランテイア研修旅行に出発
- スラム街での食料支援
- プネでの音楽大学見学
- 茶道や阿波踊りを通しての文化交流
- プネの障害者施設慰問、リハビリテーション支援
- セナガー山に登山、自分たちの昼食の為に鶏を捕まえるという、インドならではの体験をしました。
- 子供の日のイベントに200人の乳児達を招いて昼食サービス、スポーツの日の補助。
2004年 第5回インドボランティア旅行
- リハリビテーション補助
- プネ市近郊スラム街で食糧支援
- 「子供の日」に2つのNGOと協力して200人の孤児たちのために映画鑑賞、ゲーム、昼食サービスを開催
- プネ市郊外「ウーマンズ・アソシエーション」の理事会で原爆ポスター展示会
2005年 第6回インドボランティア旅行
- インドでのハンディーキャップセンターでのリハビリテーション補助
- スラムやストリート・チルドレンの施設にて古着や靴の支援。
- 7つの孤児院、ストリート・チルドレンの施設、2つの小中学校、印日教会で日本語を習っている若者達に日本の文化紹介
- 小中学校、印日協会では原爆展示会を通して戦争の悲惨さや原爆の現実についての教育支援。
- 「国際交流」につきましては、現地の若者達の国際シンポジウムに3回参加し、原爆展示会や日本の文化紹介を通じて沢山の若者との交流がありました。日常でも彼らは私たちを彼らの家に招待してくれ、沢山のインド料理をご馳走してくれたり、毎日私たちの滞在先にもやってくるため、日常的に不特定多数のインドの若者達との交流がありました。インド日本協会が運営している日本語学校の見学、プーナ市内の有名大学見学、又最近完成したばかりのプーナ市「岡山友好公園」を印日協会の若者と共に見学しました。又プーナ市のワディア大学の教授の計らいで伝統的なマハラシトラン料理を堪能しました。
- リハビリテーション補助
- プネ市郊外スラム街で古着と靴の寄贈
2006年 第7回インドボランティア旅行
- インドでのハンディーキャップセンターでのリハビリテーション補助
- ストリートチルドレンの施設や孤児院での文化交流と衣類の配布
- 韓国からの支援団体と共にムンバイのスラムでの食糧と衣類の支援。
- 「国際交流」につきましては、エイズ患者の保養所で、日本の文化紹介を行い、ムンバイから20キロほど南に行ったところにある村で、自給自足の模様を見学し、そこで日本からの文化紹介やロックソーランを披露。
- インドでも2番目に大きな刑務所(ムンバイ)の受刑者が行った国際交流の演技披露を行い、その模様はインド全国に生放送される。
- インドの学生達を招いて日本の和食紹介をしながら、インドの若者達との心温まる交流を楽しみました。
- ゴアやムンバイ(3回)に赴き、現地のコンサートや国際交流のダンス、また現地の警察署や学校の見学を実施。
2007年 第8回インドボランティア旅行
- 1ヶ月間にわたるインドの障害者施設でのリハビリテーション補助
- 孤児院やストリートチルドレンの施設、地元の小学校、中学校にてインドダンスや日本のロックソーランなどを通じての文化交流会。
- 小学校高学年、中学校において原爆展示会を開催。戦争の恐ろしさ、原爆の現実について学ぶ機会を提供。
- ゴア州、ゴア市とその周辺の市場調査、スラム街へ日本からの古着や靴などの物資支援を通して、国際協力、生きたボランティアについて学ぶ。
- 地元プネ市の印日協会の計らいで、2回に渡って、日本語を学ぶ500人の学生対象に原爆展示会を行い、そのほかにもインドの一般家庭を訪問し、彼らの生活について学ぶ。
- 地元のインド人青年会主催の国際シンポジウムに3度出席。
- ヒロシマ・ナガサキ原爆展示会: 広島市原爆資料館から貸与された30枚の特大ポスターの展示、並びに、原爆ドキュメンタリービデオ「母の祈り」の上映(全て英語)を通して愛と平和の大切さを訴える。そのあと、若者達による歌とパフォーマンスを披露し、文化交流を行なう。ロックソーランのパフォーマンスはどこに行っても高い人気を博しました。
- スラム街での古着の配布: 広島市民から寄贈された古着(全て良い状態のもの)を若者達が現地のスラム街の住民に配布。今回は子供服の配布に限定しました。
- 障害者施設でのリハビリテーション補助と文化交流: ポリオ等による重度の身体、精神障害を持つ子供達の手足の筋肉柔軟運動を助けたり、スキンシップを取ったり、などのリハビリ補助と同時に、歌やパフォーマンスによる交流を行ないました。
- 孤児院、ストリートチルドレン施設での文化交流: 日本の文化紹介、人形劇、ソーランなどのパフォーマンスによる子供たちとの交流を行ないました
2010年2月 第9回インドボランティア旅行
(ホームページにて閲覧できます https://www.ainokakehashi.com/2010/12/hello-world/)
2011年2月 第10回インドボランティア旅行
(当ホームページ 活動報告ブログで閲覧できます!)
メディア
2000年9月から2001年6月: 9回にわたって、広島テレビ放送のテレビ番組「柏村武昭のテレビ宣言」「テレビ宣言ニュー」でインドボランティア旅行記が放映されました。
NPO設立に向けての抱負も、広島テレビの夕方のニュースで流れました。
2001年4月30日朝: 広島テレビ放送で約1時間のヒューマンドキュメントが放映されました。
2001年5月27日: 深夜に25分のドキュメントが日本テレビ系で全国放映され、私達のインドでの活動について詳しく紹介されました。